ふとした時に頭皮の匂いが気になるなんて言うことはありませんか?
今回は頭皮の匂いの原因となるものを3つ解説していきます
原因1 汗
夏は気温の上昇とともに大量の汗をかきますよね。
その汗がニオイの原因と思っている方が多いと思いますが、汗そのものは無臭です
では、なぜ臭うのかというと、肌に生息する“菌” (常在菌) が原因
肌に繁殖している常在菌が汗を分解することによって分解臭を発生させ、それがイヤなニオイの原因になっています
原因2 皮脂
皮脂も汗と同じく常在菌が分解することで分解臭を発生させ、ニオイの原因となります。
また、頭皮の皮脂は分泌量が増えるといつも通りのシャンプーでは落としきれず、残りがちになります。
夏になると皮脂の分泌量も増えるので、朝から頭皮のニオイが気になる時はそれが原因かもしれません。
原因3 加齢
年齢による“加齢臭”も常在菌が作るニオイです
40代になると若い頃にはなかったヘキサデセン酸が皮脂の中に増加し、常在菌がヘキサデセン酸を含んだ皮脂を分解することで加齢臭の原因となる体臭成分であるノネナールを発生させます
そのノネナールが加齢臭と呼ばれる独特のニオイの正体なので皮脂の分泌が多くなる夏は、加齢臭も強くなりがちなので気をつけましょう
対策は?
シャンプー前の髪を流す工程を長めにしてしっかりと汗と皮脂を浮き上がらせて流してあげましょう
髪を濡らして汚れを浮き上がらせ、シャンプーでそれを包み込み流してあげるというイメージです
寝ている時に大量に汗をかいてしまう方は朝軽くシャワーを浴びて汗と皮脂を流してあげましょう
頭皮に付着した汗と皮脂が時間がたつことによって匂いを発する原因になるので朝の始まりに1度すっきりと流してあげて、臭いの原因を除去することが大切です
頭皮のニオイが気になる方は、汗をかく時期だけでもこのような対策をしてあげましょう